印刷用表示へ切り替え 通常表示へ切り替え 更新履歴を表示 更新履歴を隠す
misc マインドマップの良さが分からない

マインドマップは,考えをまとめていくのには適しているが,人に説明するのには適していない。

■ ■ ■

はじめに

「まとめると,こんな感じになるよね。」と言って,マインドマップを見せてくれる人がいるのだが,とても困る。説明するなら PowerPoint で見せてくれ。

私はマインドマップが嫌いである。

マインドマップは,紙の中心にメインテーマを配置し,そこから外に向かって樹形状に項目を配置していく表現技法である。トニー・ブザンが考案した (マインドマッピング - Wikipedia)。

PowerPoint はマイクロソフトのプレゼンテーション用ソフトである。項目を並べて表示したものをブレットリスト (bullet list) という。PowerPoint には様々な機能があるが,ここではブレットリストのことを PowerPoint と呼ぶことにする。

マインドマップと PowerPoint

マインドマップでは,枝に名前をつけるようになっている。この名は,PowerPoint では項目名になる。マインドマップは,「項目どうしの親子関係が表現できる」という点で PowerPoint と同様の機能を持つ。つまり,表現する機能としては,マインドマップと PowerPoint は同じなのである。木構造を表現するのであるから (@IT:マインド・マップとUMLを使った要求分析支援(前編)),同じことができるのは当然である。

マインドマップがなぜ嫌いか

キモイ

私がマインドマップが嫌いな理由は,出来上がった絵ががキモイからである。なぜわざわざグニャグニャさせる必要があるのか。トニー・ブザン公認のソフト iMindMap は,意識的にグニャグニャさせてある (「絵は苦手」と躊躇していた人はぜひ! 開発者公認のマインドマップ作成ソフト「iMindMap」が登場)。見づらくなるのに,なぜそうするのか意味が分からない。悪趣味なだけである。

木の枝が上下左右の全方向に伸びるのも嫌いだ。注意が散漫になってしまい,集中して見ていくことができない。

使い方を間違っている

私がマインドマップを嫌う,もう1つの大きな理由は,使い方を間違っている人が多いということである。マインドマップは,何もないところから描き込んでいくときにで力を発揮するツールであって,出来上がりを他人に見せて説明するツールではない。つまり,マインドマップにとって重要なのは,「過程」であり,「結果」ではないのだ。そこを間違えている人が多すぎるので困る。結果を見せたいのであれば PowerPoint を使うべきである。どうしてもマインドマップを使いたいのであれば,描きながら説明すべきである。

まとめ

マインドマップは作る過程こそが有用。出来上がったマップを他人に見せて説明するのには向かない。説明するなら PowerPoint に書き換えるべきである。

Posted by n at 2008-09-12 03:11 | Edit | Comments (0) | Trackback(0)
Trackbacks

  • 「手違いで複数トラックバックを送ってしまった!」という場合でも気にしないでください (重複分はこちらで勝手に削除させていただきます)
  • タイムアウトエラーは,こちらのサーバの処理能力不足が原因です (詳細は トラックバック送信時のエラー をご覧ください)
  • トラックバックする記事には,この記事へのリンクを含めてください(詳細は 迷惑トラックバック対策 をご覧ください)
Comments
Post a comment
  • 電子メールアドレスは必須ですが,表示されません (気になる場合は「メールアドレスのような」文字列でもOKです)
  • URL を入力した場合はリンクが張られます
  • コメント欄内ではタグは使えません
  • コメント欄内に URL を記入した場合は自動的にリンクに変換されます
  • コメント欄内の改行はそのまま改行となります
  • 「Confirmation Code」に表示されている数字を入力してください (迷惑コメント対策です)


(必須, 表示されます)


(必須, 表示されません)


(任意, リンクされます)


Confirmation Code (必須)


Remember info (R)?